お客さんから「お宅は会社ですか?」と質問されたことがあります。介護タクシーナカスは会社にはしておらず私は個人事業主なのでそのようにお答えすると、自分の名前がそのまま事業所名になっていることからすんなり納得されました。そしてそのあと「では〇〇介護タクシーさんは会社なんですか?」と、個人名以外の屋号を掲げている事業者さんについて聞かれました。
数多い介護タクシー事業者には私のように自分の名前を掲げているところもあれば、個人名ではない屋号を掲げているところもあります。それは個人事業主か会社なのかとは関係なく、先の質問についても「〇〇介護タクシーさんも個人事業主ですよ」とお答えしました。
事業所名をどうするか、つまり屋号の決定は、開業にあたって必ずやらなければいけない作業です。私も当然、屋号候補を考え、家族の意見を求めたのですが、第一候補はあっさり却下され、その後の案も賛同を得られず、そのうち家族も飽きてきたようなので、最終的に自分の名前を事業所名にしたというのが正直なところです。
と消極的決定だったと説明したころ、先のお客さんからは「そのほうがいいですよ。わかりやすいから」と言われました。結果論ですが、これでよかったのだなと思いました。