介護タクシーは運輸局の認可を受けて事業を行うタクシーの一種です。一般のタクシーと同じように走行距離に応じて稼働するメーターが付いています。現行ノアは大きなカーナビ画面が前面中央にあるため、メーターの取り付け位置は助手席前方になっています。そのため運転席からは少し遠く、操作するときは手を伸ばさないといけません。
また、その位置は助手席後方の車いす乗車位置からは少し見えづらいところになり、先日お乗せした車いすの男性から「メーターは付いてないの?」と、乗車後すぐに質問されました。介護タクシーは、車いすごと乗車できる特殊な車両なので、車の構造に興味を示される方は少なくないのですが、タクシーメーターに興味を示された方は初めてです。
その理由は、その方が元々タクシーのお仕事をされていたからでした。コロナ禍で仕事をやめるまで個人タクシーの仕事をされていたというのその方、タクシーの仕事では大ベテランということになります。きっと、介護タクシーというタクシーは何が違うのか気になっていたのだろうなと思いました。